よくある質問
酸化カルシウムと水酸化カルシウムの違いは?
ホタテ貝殻を焼成すると酸化カルシウム(オホーツクカルシウムF-015の主成分)になります。この原料は活性で不安定な状態なので、加水して水酸化することで安定化します。水酸化カルシムは水と接触しても発熱しません。
詳しくはこちらをご参照ください:
酸化カルシウムと水酸化カルシウムの製造工程
オホーツクカルシウムF-015とオホーツクカルシウムOHは食品添加物ですが、そのままでも食べられますか?
そのままではお召し上がりいただけません。食品改良剤・栄養強化剤等の食品に添加してお使いください。食品添加物製剤の原料や製造用剤としてお使いいただけます。
発熱が心配です。対策を教えてください。
酸化カルシウムが主成分になっているオホーツクカルシウムF-015は、水との反応で熱を発します。オホーツクカルシウムの水溶液を作る際は、必ず溶液の中にオホーツクカルシウムを入れる順番で添加してください。絶対に粉に水をかけないでください。
オホーツクカルシウム(F-015とOH)は食品添加物ですが、安全な原料でしょうか?
安全性と有効性を確認し国が使用を認めた指定添加物(OH-I)と、長年の食経験等をもとに国が使用を認めている既存添加物(F-015)になります。安心してお使いいただける原料です。
オホーツクカルシウムを購入したいのですが、いくらでしょうか?
お問合せページよりお問合せください。ミニマムロットは20kgからになります。
オホーツクカルシウムの規格書/SDSが欲しいです。
お問合せページよりご依頼ください。
除菌用途で商品を個人で購入したいのですが、どうしたらよいでしょうか?
◆法人のお客様
お問合せページよりお問合せください。
◆個人のお客様
ホタテパウダーを使用した除菌液および除菌剤をオンラインで販売しております。下記特設サイトより詳細をご参照ください。
ホタテパウダー除菌「北海道帆立力」特設サイト
生石灰と消石灰について教えてください。
生石灰は酸化カルシウムの別称で、消石灰は生石灰を消化(水和)させた、水酸化カルシウムを指します。オホーツクカルシウムF-015の主成分は生石灰になり、オホーツクカルシウムOHおよびOH-Iの主成分は消石灰になります。
オホーツクカルシウムを食品添加物として使いたいです。
◆オホーツクカルシウムF-015
・添加量に規制はございません。
・表示例は貝殻焼成カルシウム、焼成Ca、貝カルシウム、貝Ca 等です。
◆オホーツクカルシウムOH
・使用量できる量は、カルシウムとして食品の1%以下となります。
・表示例は水酸化マグネシウム、消石灰、水酸化Caのいずれかです。
◆オホーツクカルシウムOH-I
・工業用グレードの水酸化カルシウムなので食品添加物としてお使いいただけません。
既存添加物「貝殻焼成カルシウム(オホーツクカルシウムF-015)」と指定添加物「酸化カルシウム」の違いはありますか?
由来原料やや含量、純度試験の内容が異なります。酸化カルシウムは石灰石より作られるため、純度試験の項目が多くなっています。また添加物として使用した場合に得られる効果に差がある場合があります。
◆貝殻焼成カルシウム
由来原料:貝殻(ホタテ等)
含量:酸化カルシウムとして91.0%以上含む 純度試験:塩酸不溶物、炭酸塩、鉛、ヒ素
◆酸化カルシウム
由来原料:石灰石
含量:酸化カルシウムとして95.0%以上含む
純度試験:塩酸不溶物、フッ化物、鉛、アルカリ金属及びマグネシウム、バリウム、ヒ素
ホタテ等の貝類や甲殻類のアレルギーが心配です。
オホーツクカルシウムは、ホタテの貝殻のみを使用しております。アレルゲンとなる有機物が貝殻に付着していたとしても1000℃以上の高温で、長時間焼成するので、アレルゲンの残留はありません。アレルゲンフリーの原料としてお使いいただけます。
※ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。