オホーツクカルシウム製品情報

Okhotsk Calcium

オホーツク海産のホタテ貝殻焼成パウダー

オホーツクカルシウム

(貝殻焼成カルシウム/貝殻由来水酸化カルシウム)

カルシウムパウダー

人にも、環境にも優しい
ホタテ貝殻由来のカルシウムパウダー

オホーツクカルシウムは、北海道(オホーツク海)から水揚げしたホタテの貝殻のみを使用し、職人が手間ひまかけて作り上げる、ヒトにも環境にも優しいこだわりのカルシウム粉末です。100%天然由来の食品添加物としてpH調整や凝固、結着、食感改良などの用途でお使いいただけます。また、オホーツクカルシウムを水に溶かして、飽和水溶液にすることで強アルカリとなり、除菌や抗菌用途にもご使用いただけます。今後さらに幅広い用途に利用できる可能性を秘めた原料です。

カルシウムパウダー

オホーツクカルシウムを

使う

食品改良剤(食品添加物)として

オホーツクカルシウムの食品改良剤について
  • 自然のものを使いたい

    原料にはオホーツク海産のホタテ貝殻のみを使用。100%天然由来を実現した食品添加物です。

  • コンタミネーションやアレルギーが気になる

    工場で受け入れする原料はホタテ貝殻のみ。他の原料が混入することはありません。さらに、1,000℃以上の高温で長時間焼成することで食物アレルゲンを除去し、アレルギーフリーを実現しています。

  • 安定した品質

    焼成を同一条件で行った場合は、外気温等の環境によって一定の仕上がりにならないため、季節や気候にあった焼成条件で焼成をしています。

抗菌・除菌剤として

オホーツクカルシウムの抗菌・除菌剤について
  • 臭いのあるものを使いたくない

    オホーツクカルシウムを水に溶かすと、pH11以上の強アルカリ水になります(飽和水溶液)。無臭なので、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの代わりに、お野菜や果物など、食べ物の洗浄剤としてもお使いいただけます。

  • 機能性を持った素材を開発したい

    プラスチックなどにも混ざりやすい粒度なので、抗菌効果をもった樹脂製品や商品の開発にお使いいただけます。

  • 有害物質の影響を減らしたい

    有害化学物質(ホルムアルデヒド等)の吸着効果が認められており、シックハウス対応の壁材などにも利用することができます。

ユーザビリティに優れた原料として

オホーツクカルシウムのユーザビリティについて
  • 身体にやさしい原料を使いたい

    カルシウムベースの原料になるので、摂取による骨粗鬆症のリスクはありません。人体に優しい添加物です。

  • 環境に配慮した原料を使いたい

    ホタテの貝殻を原料として用いることで、深刻な貝殻の破棄・処理問題に直面しているホタテ産業に貢献しています。

  • ハラール対応の食品・商品をつくりたい

    ハラール認証を取得しており、マレーシアやタイなどのハラール対応が必要な東南アジア諸国向けの商品にもご利用いただけます。

用途・導入事例

化学合成原料の代替

化学合成原料の代替

中華麺に添加すると、特有の風味と独特のコシを出すために使われるカンスイと置き換えることが可能です。

食品洗剤・除菌剤

食品洗剤・除菌剤

アルコールや次亜塩素酸等の代替品としてお使いいただけます。

環境に配慮した素材

環境に配慮した素材

プラスチック樹脂への練り込みや、酸性域で増殖する細菌の多い場所でお使いいただけます。

サステナビリティ

原料

サステナビリティ

サステナビリティ

地域課題へのソリューション

破棄される貝殻を原料として使用することで、ホタテ産業が盛んな地域課題の解決だけでなく、リサイクルにも貢献するサステナビリティを有した原料です。

よくある質問

Q
酸化カルシウムと水酸化カルシウムの違いは?
A

ホタテ貝殻を焼成すると酸化カルシウム(オホーツクカルシウムF-015の主成分)になります。この原料は活性で不安定な状態なので、加水して水酸化することで安定化します。水酸化カルシムは水と接触しても発熱しません。
詳しくはこちらをご参照ください: 酸化カルシウムと水酸化カルシウムの製造工程

Q
オホーツクカルシウムF-015とオホーツクカルシウムOHは食品添加物ですが、そのままでも食べられますか?
A

そのままではお召し上がりいただけません。食品改良剤・栄養強化剤等の食品に添加してお使いください。食品添加物製剤の原料や製造用剤としてお使いいただけます。

Q
発熱が心配です。対策を教えてください。
A

酸化カルシウムが主成分になっているオホーツクカルシウムF-015は、水との反応で熱を発します。オホーツクカルシウムの水溶液を作る際は、必ず溶液の中にオホーツクカルシウムを入れる順番で添加してください。絶対に粉に水をかけないでください。